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校長ブログ

~校長室の窓から~ 「2学期始業式に寄せて」

2023.08.30

 本校では本日2学期の始業式が行われました。式の始めに、聖書のテサロニケの信徒への手紙朗読されました。 朗読個所の最後の部分をご紹介します。

『いつも喜んでいなさい。

絶えず祈りなさい。

すべてのことについて感謝しなさい。

これがキリスト・イエスにあって神があなた方に求めておられることである。』

この朗読を受けて、始業式では以下のような内容を生徒に話しました。

 2学期は文化祭や体育祭など、大きな行事が行われます。皆さんはできる限り良いものを作り上げようと頑張りますが、その過程では、いつも良いことだけではなく、トラブルも生じます。思うように協力が得られない、意見が衝突する、予定通りに進まない、などなど。それでも4年ぶりにコロナの行動制限なしで学校行事に取り組むことができる、というのは大きな喜びであり、感謝すべきことです。 テサロニケへの手紙を思い出して、様々な経験を成長の糧として取り組んでほしいと願っています。

 さて、夏休み中、私は15名の卒業生と会う機会がありました。清泉を卒業して15年の人たちです。結婚や出産といった重要なライフイベントを経験する年齢なので、集まってくれた人たちも、独身で仕事を頑張っている人、もうすぐ赤ちゃんが生まれる人、育児休暇を取っている人など状況は様々でしたが、退職した人はおらず、全員仕事を続けていました。彼女たちが大学を卒業する頃、女子大生の中で、就職するのも仕事をするのも大変だから、結婚相手を見つけて家庭におさまりたい、という「専業主婦願望」が広がっていたこともありましたが、彼女たちが今しっかり社会で活躍しているのを知り、とても頼もしく思いました。

 その中の一人で、今医師として働いている人が、「前の病院で働いていた時、とても穏やかで温かい良いお医者さんがいたのですが、その人は清泉の5期下の後輩だったんですよ。嬉しかったです。」と教えてくれました。私もそれを聞いて嬉しく思いました。若い卒業生や在校生はよく、「こんなに活躍している先輩がいる」とか、「〇〇先輩はあんなことをしていてすごいね」と言って先輩の自慢をしたり敬意を表したりします。確かに清泉には色々な分野で素晴らしい先輩が数多くいます。でも逆のケースもあって、先輩から見て、後輩がとても良い仕事をしてくれたり、周囲をあたたかい雰囲気にしているのを見ると、「自分の後輩がこんなことをしてくれている」と嬉しく、また誇らしい気持ちになります。別にそれが華々しい活躍である必要はないのです。やるべきことを誠実にやっている、思いやりを持って周囲に接している、というようなことも、見ていると嬉しく思うものです。 9月には清泉祭があり、多くのお客様に混じって、卒業生もたくさん足を運んでくれると思います。先輩たちが皆さんを見て、「私たちの後輩は頑張っていてすごい」と嬉しく、誇らしくなるような活躍を期待しています。

 

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