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校長ブログ

~校長室の窓から~「Merry Christmas」

2022.12.23

    クリスマスおめでとうございます。

 明日から冬休みです。12月は瞬く間に過ぎていった感がありますが皆さんはいかがですか。今日のミサは私たちにとって記念すべきミサでした。まず44年ぶりにミサの式次第が新しく変わりました。その内容は「また司祭とともに」が「またあなたとともに」に変わったことをはじめ他にも色々なところが変わったので、これからしばらくは元の慣れ親しんだ言葉が出てきてしまいそうです。

 ミサの歴史をひもとくと、日本ではかつてラテン語で行っていたとのことでした。そういえば私が中学生だった頃、英語ではない言葉のミサに参加していた記憶があります。今思えば、それがラテン語で行われたミサだったのでした。

 先日、高2の方と面接していたとき「校長先生、スルスムコルダってなんですか?」と聞かれました。そう言えば学校目標が「清泉が大切にする10の価値」になってから、その前の学校目標だった「スルスムコルダ」について話す機会が少なくなったなと思いました。「スルスムコルダ」という言葉はラテン語です。昔、ミサの中で使われていた言葉で「心を高くあげよ」とか「心を天にあげよ」と日本語に訳されています。私はこの言葉を清泉在学中に知り、自分の「座右の銘」にしました。それはこの言葉がインパクトが強く、「元気が出る」言葉に思えたからです。

 話をもどしますが、今日のミサは3年ぶりに肉声の録音ではないハレルヤコーラスを聴くことが出来ました。昨日のクリスマス会では「あべや」さんの津軽三味線も楽しかったですね。また夕方行われたキャンドルトワイライトは栄光の生徒さんや先生方が多数参加してくださりとても盛会のうちに終わりました。

 さて今年も残すところ数日となりました。2022年を思い返せば、ウクライナとコロナのことが1日として報道されない日はなかった1年でした。人間同士の戦い、人間とウイルスとの戦いはそう簡単には終止符をうてないことを思い知らされました。平和で健康に生活できる社会をつくるにはどうしたらよいのか、皆で考えて行かなくてはならないことを痛感しました。

 相変わらず第8波のコロナがいまだ猛威をふるっています。今までの感染対策を引き続きしていきましょう。

 そして、高3の皆さん。どうぞ初心を忘れず高い目標を目指してチャレンジしてください。まさしく「SURSUM CORDA !」です。皆で応援しています。

 それでは皆さんどうぞ楽しいクリスマスとお正月をお迎えください。

   

  

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