「振り返り」というと何を思い浮かべますか？

　こう言わなければよかった、こうすればよかった、なんでああ言ってしまったんだろう。マイナスのことは頭の中で何度も繰り返し、次はそうしないようにしようと学習します。それが反省ですが…、自分のよかったことを繰り返すことや、良い状態をイメージすることは少ないのではないでしょうか？

　学校の現場では、学期の終わりや活動の後に振り返りをすることに力を入れていて、皆さんにも「振り返って」もらうことが多くあります。そのときには、悪いことばかりに目を向けるのではなく、１つ実現可能な良いことを目標にして、それを文字や言葉にしてみましょう。自分の考えるときのプロセス、行動の方向性がわかり、自分を理解することにつながります。

　「振り返り」の活動は将来、役に立つと思います。