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校長ブログ

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2020.06.23

~校長室の窓から~「 平和の祈り(社会科 橘英彰先生)」

   今日は火曜日ですので,「平和の祈り」を唱える日です。中学1年生のみなさんは聖歌集の10 ページ を開きましょう 。
   6月23日は何の日か知っていますか。 今日は沖縄県 の 「慰霊の日」です。太平洋戦争中に日本本土の防衛線と位置付けられ,住民をも巻き込む地上戦があり,これによって およそ 24万人の命が失われました。 また, 1894年の 今日は 国際オリンピック委員会が創立された日で, オリンピックデーと呼ばれてい ます。 加えて 今日 は というより今週 は 「 ハンセン病を正しく理解する週間 」 です。 それぞれの思いがいつか 平和 の完成に結びつくよう に, 神様が助けて下さ っていることを感じ られるように 平和 の 祈り を 唱 え ましょう。

   お祈りの中でも取り上げましたが,今日6月23日は沖縄県の「慰霊の日」です。太平洋戦争中の1945年6月23日,日本軍とアメリカ軍との組織的な戦闘が終わりを告げたことに由来します。清泉女学院では,沖縄島で地上戦があり,他の島を含めて多くの犠牲があったことと,沖縄でいま暮らしている人々が平和のためにさまざまな活動をしていることを,平和学習を通して学んできました。社会科から先生方へ,生徒の皆さんと一緒に平和について考え,沖縄のためにお祈りをしましょうという呼びかけをしたところ,先週ぐらいから学校の色々な場所,様々な形で沖縄について取り上げて下さっています。先ほどの平和の祈りで,皆さんと祈りを共にすることに加えて,沖縄にゆかりのあるものを教室に飾ったり,本を並べていたり,身につけたり,目に見えない形で沖縄への思いを表したりして頂いています。生徒の皆さんにも呼び掛けます。今日一日もしくは今週,小さなこと,旅行の思い出をクラスメートや大切な方と話すだけでも構いませんし,インターネットなどで今日の沖縄の慰霊祭のニュースを調べるだけでも構いませんから,沖縄に自分から寄り添うことをしてみて下さい。これでお話を終わります。

       先生方も今日は「かりゆし」で

 

【沖縄全戦没者追悼式 平和の詩 全文】          沖縄県立首里高等学校3年 髙良朱香音

 あなたがあの時            

「懐中電灯を消してください」
一つ、また一つ光が消えていく
真っ暗になったその場所は
まだ昼間だというのに
あまりにも暗い
少し湿った空気を感じながら
私はあの時を想像する

あなたがまだ一人で歩けなかったあの時
あなたの兄は人を殺すことを習った
あなたの姉は学校へ行けなくなった

あなたが走れるようになったあの時
あなたが駆け回るはずだった野原は
真っ赤っか 友だちなんて誰もいない

あなたが青春を奪われたあの時
あなたはもうボロボロ
家族もいない 食べ物もない
ただ真っ暗なこの壕の中で
あなたの見た光は、幻となって消えた。

「はい、ではつけていいですよ」
一つ、また一つ光が増えていく
照らされたその場所は
もう真っ暗ではないというのに
あまりにも暗い
体中にじんわりとかく汗を感じながら
私はあの時を想像する

あなたが声を上げて泣かなかったあの時
あなたの母はあなたを殺さずに済んだ
あなたは生き延びた

あなたが少女に白旗を持たせたあの時
彼女は真っ直ぐに旗を掲げた
少女は助かった

ありがとう

あなたがあの時
あの人を助けてくれたおかげで
私は今 ここにいる

あなたがあの時
前を見続けてくれたおかげで
この島は今 ここにある

あなたがあの時
勇気を振り絞って語ってくれたおかげで
私たちは 知った
永遠に解かれることのない戦争の呪いを
決して失われてはいけない平和の尊さを

ありがとう

「頭、気をつけてね」
外の光が私を包む
真っ暗闇のあの中で
あなたが見つめた希望の光
私は消さない 消させない
梅雨晴れの午後の光を感じながら
私は平和な世界を創造する

あなたがあの時
私を見つめたまっすぐな視線
未来に向けた穏やかな横顔を
私は忘れない
平和を求める仲間として

 

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