創立記念日おめでとうございます。分散形式ではありますが、今日の日を迎えられたことに感謝致します。

　清泉女学院は横須賀の稲岡町(現在神奈川歯科大学のあるところ)に、まず小学校、中学校が設立されました。1947年のことです。そしてその１年後に高校が設立されましたので、1948年が清泉女学院中学高等学校スタートの年になりますので今年は７３周年にあたります。

　今日５月１８日は創立者ラファエラ・マリア様が列福された日なので、この日が創立記念日になりました。私にとって毎年この日は「麦の賛歌」を歌って、創立者に思いを馳せる特別な日です。

　先ほど梅村司教様に祝福して頂いた創立記念カードを代表の方にお渡ししました。中１の方は１枚目ですね。毎年５月の創立記念日と１２月のクリスマスミサに神父様から祝福して頂いたクリスマスカードを差し上げます。６年間に計１２枚集まります。大切にとっておいて下さいね。

　ところで、今年の創立記念カードは講堂２階ロビーのステンドグラスです。社会科の野澤先生が写真を撮って下さいました。これは聖書の「ルカによる福音書５章」に書かれている内容－漁師のペトロがイエスキリストの弟子になる経緯を著しているステンドグラスです。イエスがペトロに向かって「沖に漕ぎ出して網を降ろし漁をしなさい。」と言われました。ペトロたち漁師は「先生、私たち漁師は夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかしお言葉ですから網を降ろしてみましょう」と答えた。そして漁師たちがその通りにすると、夥しい魚がかかり、網が破れそうになった。という内容です。

　この４月清泉は新しいスタートをきりました。ペトロたちのように皆で沖に向かって漕ぎ出しました。網が破れるほどの成果は、皆の日々の絶え間ない努力次第となりますね。大いに期待しています。

　では心静かに良い一日をお過ごし下さい。

創立記念ミサの様子

創立記念カード