おはようございます。もうすぐ中学入試が始まりますね。未来の後輩たちの為に、皆さんもいつもより少し丁寧に掃除をして彼らを迎え入れる準備をして下さいっていることでしょう。受験生の皆さんが落ち着いて清々しい気持ちで試験に臨めるよう神様の助けを願って主の祈りを唱えましょう。

 今朝のお祈りで受験生の為に祈って下さったとは思いますが、皆さんはご自身の受験当日のことを覚えていますか。中には、受験当時は小さすぎて全く覚えてないという方もいらっしゃるでしょう。私は中学受験だったので少しは記憶があります。2月1日、清泉受験のその日はどんより曇った朝でした。私の不安と緊張をほぐそうと考えたのでしょう。にやにやしながら父が私に言いました。「おまえの心の様な空だな」何と答えたかは覚えていませんが、父の目論見は見事に外れました。緊張がほぐれるどころか、多少の苛立ちさえ感じたのを今でも覚えています。そして行きのバスの中でどんより空を眺めながら考えていました。「こんな気持ちで受験当日、空を眺めたこの日のことを私は忘れてしまうのかなぁ」と。そして、そんな気持ちのまま、清泉の校門の前に着いた時、不思議なことに一気に私の気持ちは変わりました。何か清々しさのようなものを感じ、心にかかっていたモヤモヤの雲が晴れるようなそんな思いがしました。教室に入ってからもその感覚はずっと続いていました。実は受験に先立ち、学校見学に来た時も同じような感覚を覚えていたので、そこで私は落ち着きを取り戻しました。今でも毎年2月1日を迎えるとその時のことを思い出します。そして、今ならわかります。その清々しさは、受験生を迎え入れようと学校全体で心を砕いて準備をして下さった、その心遣いから生まれてくるものだったということが。

「この日のことを忘れてしまうのかなぁ」と感傷的になっていたあの頃の自分に伝えたいです。あなたは、その気持ちを30年たっても忘れないし、その気持ちは清泉に集う多くの方々の思いやりで晴れわたり、その思いやりの心はずっとあなたを支えてくれるものだと。

 明日、明後日はより丁寧に掃除をする日ですね。受験生が実力を発揮できるよう、清々しい気持ちで試験に臨めるよう、応援の気持ちをもって、しっかり掃除をしていきましょう。