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校長ブログ

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2017.04.06

~ 校長室の窓から ~ 「2017年度 始業式の言葉」

2017年度がスタートしました。今日は、新しい担任の先生と新しいクラスの仲間との出会いの日ですね。また、今年度から全学年が指定のソックスになりました。
ところで春休みはどのように過ごしましたか?3月はあっという間に過ぎてしまい、気がつくと待ち遠しかった桜の季節になっていました。

先月、特に印象に残った出来事は、19日の日曜日にお隣の栄光学園の竣工式に招待されたことです。校長室の窓からは栄光学園の工事の様子がよく見え、私も新校舎の完成を楽しみにしていました。意外にも私はこれまでお隣の学校なのに栄光学園の校舎内に中高生の時代も含め1度も入ったことがありませんでした。ですから、以前の校舎に比べどのくらい立派になったかを比較することはできません。でも今回校舎の新築を設計した方が、あの新国立競技場や新歌舞伎座を設計した隈研吾さんと聞いて、さぞ素晴らしい校舎になったものと期待していました。校舎は2階建てで、1階はコンクリートを使用して外壁などがつくられていましたが、2階は木をふんだんに使用した造りで新国立競技場を連想する斬新な校舎に感動しました。
そこで隈さんとお話しする機会があったのですが、実は隈さんの妹さんは清泉の卒業なのです。隈さんの方から「私の妹は清泉の卒業生です!」とおっしゃったので、「はい!私が清泉の教員になったとき一番始めに教えた学年です!」とお答えしました。隈さんはテレビで見たときよりずっとすてきな方でした。

ところで清泉と栄光は創立のいきさつからはじまって、とても似た道を歩んできました。第2次世界大戦が終わり、荒れ果てた日本に、キリスト教の全人教育をしてほしいと、当時のアメリカ軍司令官の要請をうけ、清泉の聖心侍女修道会と栄光のイエズス会が手をあげ、両校が横須賀の地に中学と高校をつくることになりました。そして栄光は田浦、清泉は稲岡町に学校を設立しました。その後、アメリカ軍から借りていた土地を返還することになり、当時栄光のグスタフ・フォス神父様の進言で今の大船の地に両校が移転したのでした。
清泉中高の創立は1948年です。初代校長はスペインからいらしたエルネスティナ・ラマリヨ様でした。現在同窓会館として建っているラマリヨ館の名は初代校長のお名前からとらせて頂きました。
そして来年度は、創立から70周年を迎えることになります。

今日の聖書朗読は「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ一粒のままである。だが死ねば多くの実を結ぶ。」というヨハネ福音書(12章24節)の引用です。はるかスペインの地から創立者の聖ラファエラ・マリアの志を受け継いだシスター方が日本に種をまいて下さり、今日の清泉が生まれたわけですね。
清泉で学ぶ皆さんは自己の使命をみつけ、神様から与えられた能力を伸ばして周りの人の喜びとなり、社会に貢献できる人になってほしいと思います。

そこで「清泉が大切にする10の価値」を掲げました。これを1人1人の心の中で育てて行くことが、今年度の学校目標です。この「10の価値」は世界中の清泉の姉妹校共通です。「10の価値」とは「愛」「生命の尊重」「無償性」「兄弟姉妹愛」「正義と連帯感」「和解と平和」「喜びと希望」「真理」「自由」「責任」と一度に言われても沢山あって覚えきれませんので、これらをシンボル化したものがこれです。各クラスに掲示しますのでよくご覧になって下さい。そして4月はまず「愛」です。新しいクラスの仲間とこの「愛」をどのように毎日の生活の中で実現できるか皆で考え、実行しましょう。

この1年が元気で喜びに満ちた日々を送れますよう、いつもお祈りしています。

 

「今年度の目標」紹介
校長室の窓からの眺め

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