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~校長室の窓から~「放送朝礼のお話 高2J組 細川 真望さん」

2023.01.19

寒い日が続きますが、風邪を引かないように、体調管理に気をつけましょう。当たり前にある日常に感謝して日々過ごすことができますよう、主の祈りをいたしましょう。

おはようございます。1月の月目標のポスターを作成した高2Jの細川真望です。

今までは姉に付いて行くばかりでしたが、今回、独り立ちしました。

早いことに2022年度もあと数ヶ月となり、今年度の締めくくりとなる三学期が始まりました。やり残したことがないよう、残りの数ヶ月も頑張ってまいりましょう!

今月の月目標は「自由」です。皆さんは、「自由」と聞くと、どのようなイメージが浮かびますか?きっとプラスなイメージを持っている方が多いと思います。

自由であるということは、他からの制限がなく、自分の思うままにできるということです。しかし、「自由」には多くの場合「責任」というものがついてきます。それは、自由な行動によって生じた結果は自分が引き受けなければいけないということに起因します。私達は制限されることが多くなると自由になりたいと思うようになる一方で、全く制限されることがなくなると何故か不安になります。それは、今までルール等によって制限されることで免れていた責任というものを自分が背負うことになるからです。

このことを心のどこかで理解しているからか、私達は気づかぬ間に自分の能力を制限していることがよくあるように思います。自分で自分の限界を決めつけてしまったりすることはありませんか?高校二年生になると、否応なしに自分の将来について考えなければいけません。そのなかで、「まあ、自分はそこまではできないか…」と無意識のうちに決めつけてしまうことがよくあります。しかし、家族や先生、友達などと話していると、自分の気づいていなかった自分の可能性に気づかされることが多くあります。このような機会はとても大事で、自分の世界が一気に広がります。これは、自分が無意識に自分に作っていた制限から自由になった瞬間だと思います。

フランスの哲学者、ヴォルテールは次のように言っています。「自由であろうと望んだ瞬間に、人は自由となる。」自分で自分を自由にできたら、今の自分では想像できないような世界が広がっていると思います。

ポスターでは、自分の目に見える道を進む車の中で悩んでいる人、そしてその周りに広がっている広い世界に羽ばたく鳥を描きました。目の前のことを一生懸命やることもとても大事ですが、時に自分は自分を無意識のうちに制限していないかと考えることで、自分の知らない自分に出会えるような気がします。

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