おはようございます。

今年、４月に赴任した技術科と情報科を担当する倉島です。

４月当初、２階廊下を歩いていると、一人の生徒が「何かお困りですか？」と声をかけてくれました。おそらく私が校内を不安そうな顔をして歩いていたのでしょう。その時は正直、恥ずかしさもありましたが、声をかけてくれた生徒の優しさに感動し、困っている人の為に手を差し伸べることの大切さを改めて学びました。

ある新聞のコラムに次のような記事がのっていました。

55歳203日で日本サッカーリーグの最年長出場記録を更新したキングカズこと三浦知良選手。

※日本のプロサッカー選手の平均引退年齢は26歳と言われています。

彼が語った言葉に「学ぶということを知っている者はだれのせいにもしない。僕は学び続ける人間でいたい」と。彼の年齢になると、監督やコーチが年下であっても、指示に耳を傾け、プラスとなる何かを探す。年齢や環境にとらわれず、常に向上しようとする“キングカズ”の姿に私も希望と勇気を頂きました。生きることは学ぶこと。学ぶことは生きることであると言われます。

彼が高校生時代にブラジル留学をめぐって監督から「人間100％はないが、お前は99％は無理だ」と言われました。

そのとき三浦知良選手が言いました。「1％はあるんですね。じゃあ僕はその1％を信じます。」と！

そのたった1％を信じたことで今のキングカズの姿があるのだと思います。

特に高校３年生は受験が近づき、不安も尽きないと思いますが、学ぶことに無駄なことは一つもありません。どうか最後まで自分を信じて挑戦していってください。