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校長ブログ

~校長室の窓から~「放送朝礼のお話(中3ナザレト組 井上絹さん)」

2022.02.15

 2月の月目標ポスターを描かせて頂きました。 中学3年 N 組の井上絹です。 先日まではオンライン授業の実施など、お疲れの方も多い事と思います。少しずつ素敵な日々にして参りま しょう。 本日はこの場をお借りして、今月の目標とポスターについてご説明いたします。 今月の目標は「責任」です。 責任という言葉は、もちろん良い意味でも使用される言葉ですが、直接言われると何だか荷が重くなったり、 しっかりしなくちゃと思いを抱え込んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか? 「沢山しようと急いで仕上げないこと、全てを良く行う人は多くのことをするのである」 ポスター右下に書かせて頂きましたこの言葉は、偉人の成し遂げた行いも、私達の日々の生活を表す表現 方法としても同じ意味を持っている様に思います。 今回は、責任という大きな言葉の壁が私達に与える影響をポスターにしてみました。 私は絵を描くことが大好きで、スケッチブックを一週間に一冊使い切ってしまうことも少なくありません。 ですが、それをする際にテーマを決めて、考えながら絵を描くということはしたことがありません。 書いた絵がどんなふうに見えるか、どういった背景に捉えられるか、忘れた頃にたまたま出てきた絵にそれを 考えてみる事が多い気がします。私はこれからポスターについて説明しますが、みなさんもご自分の捉え方 で考えてみてください。 それではポスターを御覧ください。 中央にいる女性の周りには○△□の責任がさまよっています。 これは、飛び交う多くの責任を受け入れようと、本当の自分の姿を隠す人間の脳内を表しています。 物事の表現として丸い頭四角い頭など、丸は柔らかく、四角は 硬いという言葉を良く耳にします。 ポスターにも同じ表現を用いていて、責任にも多くの種類があるということ。また肌の色は、暗い責任の中か ら希望を自ら作り出した時、女性自身が輝いた事を表しています。 また、髪の毛の1本1本を世界中の女の子と例え、生徒会の方々が企画してくださった「清泉リボン案」から、 様々な色で 個性、真実を表現。 多くの困難に立ち向かいながら、必死に生き抜いていく姿を、 現代人の姿で現れた、本校の創立者「聖ラファエラマリア」という形で描かせて頂きました。 それぞれが新しい一歩を踏み出す時期である今、環境や偏見 更には自分自身の知っている狭い世界にとらわれることなく、 ラファエラマリア様のお言葉の通り、決して急がずに目の前のことに目を向け、一生懸命に努力することが新 たな発見や喜びを自らに近づける鍵となるでしょう。 今学期のラストスパート、悔いの無い様精一杯楽しんで日々を過ごしてまいりましょう。 ご清聴ありがとうございました。

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