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~校長室の窓から~「 放送朝礼のお話し(国語科 田中先生)」

2021.11.15

みなさん、おはようございます

国語科の田中です

 

突然ですが問題です

平安時代の文章で「花」と書かれているとき、その「花」はなんの花を指すでしょうか

聡明なみなさんならお分かりですね

一般的にこの「花」は桜の花を指します

 

このように昔から日本人の生活と深い関わりを持つ桜ですが、以前私はこんな疑問を抱いたことがあります

 

どうして桜は春に咲くことができるのだろう

秋や冬に間違って咲いたりしないのだろうか

 

このことについて調べてみると次のことが分かりました

 

桜は夏に次の春に咲かせる花の芽をつくり、冬のはじめに花の芽はいったん眠りに入ります

この眠りを休眠といい、この間芽は成長しません

そして真冬の寒さにさらされることで花の芽は目を覚まし、その後暖かさによって成長し開花します

つまり桜が開花するためには真冬に一定期間寒さにさらされる必要があるのです

 

今、志望校合格に向けて頑張っている高校3年生

そして目標にむけて努力しているみなさん

美しい花を咲かせるためにもう少しだけ寒い冬の期間を耐えてください

応援しています

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