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校長ブログ

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2021.04.19

~校長室の窓から~「 放送朝礼のお話し(教頭 小川先生)」

 おはようございます。新学期が始まり、そろそろ新しいクラス、学年にも慣れてきましたか?今年の清泉は授業時間が長くなったり、クラブ活動の曜日が変わったりして変化が大きいので、まだマゴついて、「失敗したー!」いう人もいるかもしれませんね。今日、私は学校にいる間にたくさん失敗を経験しよう、ということを話したいと思います。

 「失敗」は漢字では失って敗れる、と書きますから、なんだか相当ダメージ感がある言葉です。でも大抵の失敗は、その時こそ「もう一生立ち直れない」とか「消えてしまいたいくらい恥ずかしい」とか思ったりするものの、時間が経てば笑い話になったり、場合によってはよい思い出になってしまうくらいです。皆さんが社会に出ると、失敗は周囲の人や職場に損失を与えてしまうような、大ごとになることもありますが、学校の中での失敗は、そんなものに比べればちっちゃいもので、やり直しがきくものばかりです。だからこそ、安心して色々試して、たくさん失敗して、そこから何かを学んで、次につなげていってほしいのです。

 思い起こせば、昨年の今頃、学校はコロナ感染拡大のために休校になりました。私たちは慣れないグーグルクラスルームに悪戦苦闘していました。色々なトラブルを経験しましたね。でも、たくさんうまくいかないことがあったからこそ、「こんな場合にはこうしてみる」「こうすればうまくいくかな?」といった経験を積み重ねて前に進むことができたのだと思うのです。最初から何でもうまく進んでしまったら、トラブルが起きたときの対処法が却ってわからなくなってしまいます。私たちが学ぶのは実は成功から、よりも失敗やうまくいかないことからの方が圧倒的に多いのです。「失敗は成功のもと」というのはそういうことだと思います。

 失敗と言ってもちょっとした失敗から、頑張って努力したのにうまくいかなかった失敗まで、いろいろあります。ちょっとした失敗なら、「次は同じ失敗をしないように気をつけよう」で大丈夫です。でも頑張ったのに、たくさん努力したのに失敗してしまった、という場合は凹みます。でもそのような失敗も恐れないで欲しいのです。たとえば、今までと違う新しいことをやってみようと頑張ってみたけどうまくいかなかった、委員会で何かを一生懸命企画したのにうまくいかなかった、スポーツの部活でとても頑張ったのに負けてしまった、成績をあげようと一生懸命勉強を頑張ったのにテストで失敗したとか。そのような失敗、もしかすると失敗、という言葉は少し違うかもしれませんが、それは悔しいし凹むし、涙も出るしでダメージが大きいですね。でも、頑張って努力したからこそ、結果を悔しく、悲しく思うわけなので、それは決して悪いことではないし、その経験は皆さんの将来のための糧になります。逆に大して頑張らなかったら、結果が残念でも「まぁ仕方ないな」と思うだけです。失敗したり思うような結果が得られなくても、あまり悔しいと思わなかったら、「もっと頑張れたんじゃないの?」ということなのです。

 私達はどうしても「失敗はしたくない」、と思いがちですが、先ほども言った通り、学校はむしろ失敗を通して学ぶことが許されている場です。「自分にはできない、無理」、と思い込まず、失敗を恐れずに頑張ってみませんか?

 

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