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校長ブログ

~校長室の窓から~「 時差・短縮授業スタート」

2021.02.08

 皆さん、おはようございます。

 久しぶりの学校ですが、体調はいかがですか。思い起こせば12月のクリスマス会、そしてミサにあずかり冬休みに入りましたね。

 その頃から、私たちのまわりの地域からジワジワとコロナの感染者が出てきていました。冬休みに入ったら少しはコロナの勢いが収まってくるのではという予想に反し、1月に入ってからはぐんぐんと感染者が増加しはじめました。東京都では感染者の数が急増し、数百人から2千人を越えるようになってしまいました。そして年明けには、再び緊急事態宣言が発出されたのでしたね。

 今回の緊急事態宣言で、国は主に発生源になりやすいと考えられた飲食を伴う仕事に制限を加え、学校は一律に休校としないで地域の感染状況に応じた感染防止策を徹底しなさいと言う指示でした。

 神奈川県も連日千人以上の感染者が報告されていましたが、休校とせずに時間短縮や時差通学で授業を行うと決めた学校がほとんどでした。それは今回の宣言で国や県が学校を休校にできない事情を抱えていたからです。

 まず差し迫った大学共通テストを中止にはできないこと。また、私立大学の入試も2月始めから開始されること。そして中高ではICTの整備が十分ではなく、特に公立学校ではオンライン設備が約15%にとどまっているのが実情であることなどです。

清泉は、神奈川県そしてその周りの地域で感染者が急増していること、そして昨年春の緊急事態宣言でオンライン授業の経験を生かせることから、1月13日からオンライン授業をスタートしました。

 緊急事態宣言は2月7日で解除される予定でしたが、さらにもう1ヶ月延長されることになりました。しかしながら、神奈川県の感染者数が昨年12月に平常授業をしていた時と同じくらいになりましたので感染予防対策をしっかりとりながら学校での授業再開に踏み切ることにしました。

 新規感染者数は減少傾向にあるものの医療のひっ迫が改善されないこと、また今回のコロナウイルスの感染に関しては変異するものが現れたり、未知の部分が残されていることなどから学校行事のうち他県での宿泊を伴うものについては、今年度は残念ながら中止とすることにしました。

 そして感染予防対策として特に、通学バスの中・マスクをはずす昼食時はおしゃべりしない、この2点についてはさらにしっかり守っていきましょう。一日も早く平常な学校生活を取り戻すため皆で頑張りましょう。

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