清泉のルーツ

建学の精神

永遠の真理であり愛の源である神を敬い、
キリストの生き方に基づいて、神から愛された者として
愛し合うことである。

イエス・キリストは、「互いに愛し合いなさい。わたしがあなたたちを愛したように、あなたたちも互いに、愛し合いなさい。」(ヨハネ13章34節)と命じられました。創立者の聖ラファエラ・マリアは、大いなる慈しみをそそいでくださる神に愛で応えることが、人々の和解と平和につながるという考えのもと、世界に広がる修道会と“清泉”を創設しました。この建学精神のもと、清泉女学院は平和の種を蒔く人を育てるため、共通の理念を持つ世界の姉妹校とともに歩んでいます。

清泉の創立者

清泉女学院は、19世紀に生きた一人のスペイン人修道女、聖心侍女修道会の創立者である聖ラファエラ・マリア・ポラスの精神を受け継いで創立されました。その精神を日本にもたらしたのは、シスター・エルネスティナ・ラマリョです。

  • 平和と喜びをもたらす人に
    なりましょう

    ラファエラ・マリア・ポラス
    (Rafaela María Porras, 1850-1925)

    スペイン南部の都市、コルドバの近くにあるペドロ・アバドで生まれる。1877年、姉のピラールと共に聖心侍女修道会を創立。以後、総長、修練長として修道会の精神的支柱となる。74歳のとき、ローマの修道院で帰天。1977年、教皇パウロ6世よりカトリック教会における「聖人」と認定された。

  • 本当の喜びは自分のために生きるときではなく、
    人のために生きるときに感じるものです

    エルネスティナ・ラマリョ
    (Ernestina Ramallo, 1902-1969)

    アルゼンチン、ブエノスアイレスで生まれる。1927年、聖心侍女修道会入会。1934年、三人の修道女と共に来日し、日本における聖心侍女修道会の責任者として、第二次世界大戦前後の混乱期、精力的に各修道院と学校の創設に尽力した。学校法人清泉女学院初代理事長。清泉女学院初代校長。66歳のとき、東京で帰天。1969年、勲三等に叙せられ瑞宝章を授かる。

聖心侍女修道会について

清泉女学院各校の設立母体である聖心侍女修道会(Ancillae Sacratissimi Cordis Iesu )は、カトリックの国際的な女子修道会です。1877年、聖ラファエラ・マリアと姉のドロレス・ポラスによりスペイン・マドリードで創立されました。総本部があるイタリア・ローマを中心として、ヨーロッパ、北米、南米、アフリカ、アジアの25か国に修道院と教育施設等を置き、およそ1,000人のシスターがキリスト教の宣教とともに、国際的かつ地域に根差した教育・社会活動に従事しています。

沿革

1934(昭和9年)

聖心侍女修道会の
4名のシスター来日

ローマに本部を置くスペイン系の聖心侍女修道会から、エルネスティナ・ラマリョと3名の修道女が来日しました。
翌年、シスター・オリバ・レイナにより学校名が「清泉」(Fuente de pureza)と命名されました。

1947(昭和22年)

清泉女学院小学校と
中学校の創立

横須賀市稲岡町3番地(旧海軍工機学校跡)に清泉女学院小学校と中学校が創立され初代校長にエルネスティナ・ラマリョが就任しました。

1948(昭和23年)

清泉女学院校高等学校の創立

上記同地に清泉女学院高等学校が創立されました。また、小・中・高の保護者の会である「泉会」が発足しました。

1952(昭和27年)

聖心侍女修道会創立者
ラファエラ・マリア列福

この日を記念して5月18日を清泉女学院中学高等学校の創立記念日としました。

※「列福」とは、カトリックにおいて、徳ある行為によりその生涯が聖性なものであったことが認められた者の死後に「福者」という地位が与えられることをいいます。

1963(昭和38年)

鎌倉市城廻に新校舎完成、
現在の地に移転

清泉女学院中学校と分校の鎌倉清泉女学院中学校が合併して、鎌倉市城廻200番地の新校舎に移転しました。

1972(昭和47年)

創立25周年記念式典

本校講堂が完成し、創立25周年記念式典を挙行しました。

1977(昭和52年)

ラファエラ・マリア列聖

バチカンのサン・ピエトロ大聖堂に於て、聖心侍女修道会創立者で福者のラファエラ・マリアの列聖式が行われました。

※「列聖」とは、カトリックにおいて、敬虔な生涯を送り信仰生活の模範者と認められた福者に「聖人」という地位が与えられることをいいます。

1998(平成10年)

創立50周年記念式典

創立50周年記念のミサが鎌倉芸術館で、また記念式典が本校講堂で挙行されました。

2002(平成14年)

ラファエラ館増改築工事完成

音楽室、美術室、特別教室、オラトリオ(小聖堂)、宿泊研修室等が完成し、講堂本館との連絡ブリッジ通路も開通しました。

2002(平成14年)

講堂棟改修工事完成

講堂ロビー、校長室、職員室等が改修されました。

2011(平成23年)

南教室棟 免震方式の
耐震補強工事完了

最新の免震方式による耐震補強工事が完了した結果、2011年3月11日の東日本大震災時も校舎の被害は皆無でした。

2012(平成24年)

東棟・西棟・図書館棟・
北棟・講堂棟耐震補強工事完了

2016(平成28年)

各教室に電子黒板と
プロジェクター設置

教科指導強化の目的で中学・高校の各教室に最新の電子機器を設置しました。

2017(平成29年)

校内Wi-Fi環境整備完了

タブレット導入に向けた設備としてWi-Fiの環境を整備しました。

校章・校歌

校章

全体のデザインである楯の形によって「正しさ」を、清泉の頭文字「S」字型にあしらわれた百合の花によって「清さ」を表します。また、左上のマークは、キリストの愛の心とそれを囲む人々のつながりを示しています。

姉妹校のご紹介

世界に広がる修道会・姉妹校ネットワーク

※( )内の数字は学校の数です。2016年現在、赤道ギニア、インドネシア、香港でも聖心侍女修道会のシスターが働いています。

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