校長メッセージ

Message from our principal

神の み前に 清く
正しく 愛ふかく

清泉女学院は国際的なカトリック修道会を母体とし、2人の女性リーダーによって誕生しました。ひとりはスペインのマドリッドに「聖心侍女修道会」を設立した聖ラファエラ・マリア・ポラス。そして、もうひとりは修道会から日本に派遣され、この「清泉女学院」を創立したシスター・エルネスティナ・ラマリョです。現在、世界25ヶ国にわたり50校以上の姉妹校が同じ教育理念を共有しています。

清泉女学院のモットーは、「神の み前に 清く 正しく 愛ふかく」です。どんな困難に遭っても神の望みを探し、人々のために惜しみなく尽くす人を育てること。そのために生涯を捧げたシスターたちの果敢な挑戦と情熱は、今も清泉の教育の中に脈々と受け継がれています。また、清泉女学院が創立されたのは、教育がまだ男女均等ではなかった時代でした。そのような中でも、自立した女性を育成するため、哲学や文学、外国語などの教養を学ぶ女子教育に特化し、優れた大学教授らによる本物志向の教育が行われてきました。学問の神髄に触れることで、生徒は「真理を知る喜び」に出会い、「自ら学ぶ姿勢」と「命と自然を尊重する心」を体得してきたのです。この“本物”に触れるという伝統が、70余年にわたり受け継がれています。たとえば、中1から高1の間に毎年実施される理科の野外学習。これは、本校に通うすべての生徒が“本物”を目の前にすることで、地球と生命の躍動に触れる機会が得られるようなプログラムで、40年以上にわたって実施されています。理科に限らず他教科でも、教室を飛び出して行われる授業がたくさんあります。清泉女学院が誇る豊かな自然と、生徒・教職員を包む温かい校風の中で、皆さんも中学高校の生活を送りませんか。

今の日本は、実用的で即効性のある「知」や「技術」が重視されます。しかしそのような今こそ、「本当に大切なこと」に気づき、「時代によって変わることのない普遍の真理」に至る「知」の追究や「心」の教育が大切です。これらを、清泉での6年間でじっくりと深めていきましょう。清泉女学院は、「社会に貢献できる高い知性を身につけること」、「まわりの人々に喜びを与えられる人になること」、このふたつのどちらも大切に、たくましく優しい女性を育ててまいります。

学校長

高倉 芳子
Yoshiko Takakura

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