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校長ブログ

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2019.06.05

~校長室の窓から~「 放送朝礼のお話(図書館司書 新美先生)」

今朝の聖歌は「なかま」でした。私には、この聖歌を聞くと、思い出す別の曲があります。それは、中島みゆきというシンガーソングライターが作った「糸」という曲です。

放送で歌える音感は持ち合わせていないので、まず、サビの歌詞を紹介します。

 縦の糸はあなた 横の糸はわたし 

織りなす布は いつか誰かを

暖めうるかもしれない

 ごぞんじでしょうか?結婚式で流れる曲トップ10に入ってくるぐらいの曲なので、折しもジューンブライドの6月に入り、テレビやラジオから流れてくるかもしれません。1992年に発表されたので、30年近く前の曲ですが、使われ続ける理由の一つは歌詞の素晴らしさでしょう。

今日は時間の都合で1番を紹介します

 中島みゆき 「糸」

 なぜ めぐりあうのかを 

私たちは 何も知らない。

 いつ めぐり合うのかを 

私たちは いつも知らない 

どこにいたの 生きていたの

遠い空の下 二つの物語

縦の糸はあなた 横の糸はわたし 

織りなす布はいつか誰かを 

暖めうるかもしれない

 歌詞は、恋愛の歌とも読めますが、人と人との出会いを歌った内容ともいえます。布を織るには横糸と縦糸が必要です。横糸だけでも縦糸だけでも、布にはなりません。人は、人と関わることによって、布を織ることができます。

みなさんの布を織る縦糸は、家族、親族、幼稚園や小学校の友達、中学になってからの友達、クラスやクラブのなかまと、どんどん増えて行くでしょう。今週からスタートする宗教研究のメンバーも新しい縦糸となっていくかもしれません。また皆さんも、ともだちの布の縦糸になって、友達の布の一部となっていきます。なぜ、めぐりあうのか、いつめぐりあうのか、「それぞれちがう場所で生まれて育った」私たちが、「ここに集まって」、それぞれの布を織って行きます。

新しい学年になって二カ月、みなさんの人生という布にどんな縦糸が加わりましたか?また、どんなともだちの人生の縦糸になりましたか?それぞれが、「いつかは誰かを暖めうる」ような、あるいは「誰かの傷をかばう」ことのできる布になれたらいいですね。

この歌詞の最後は

 縦の糸はあなた 横の糸は私

会うべき人に出会えることを 

人は仕合せと呼びます

 と結ばれています。この「しあわせ」という字を、中島みゆきさんは、ハッピーの「幸せ」という字ではなく、「仕事」の「仕」に「あう」、「くち」が付く方の「合う」、ですね、この時を使って「仕合せ」としました。この表記には運命という意味があります。

 6月はカトリックの暦で「神のみこころの月」です。さまざまな出会いを神様に感謝して、一日一日、布を織り進めてほしいと思っています。

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