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2019.04.09

~校長室の窓から~「 入学式のことば 」

2019入学式の言葉
 新入生の皆さん、御入学おめでとうございます。皆さんのご入学を心からお待ちしておりました。保護者の皆様にも心からお喜び申し上げます。沢山の桜の花に囲まれた美しい日に皆さんをお迎えできてとても嬉しく思います。
 それでは、はじめに皆さんの入学をお祝いして来校してくださった来賓の方々をご紹介いたします。

 学校法人 清泉女学院 理事長 深澤 光代 様

   清泉女学院中学高等学校 泉会 会長 横瀬 太郎 様      

       〃            横瀬 綾   様     

      清泉女学院中学高等学校 白水会 会長 立道 伸一郎 様

      ラファエラマリア会 会長 陶山 優子 様

 本日は御多忙中にもかかわらずご参列いただき厚く御礼申し上げます。
 さて、新入生の皆さんは75期生として今日から清泉女学院の一員になりました。楽しみな気持と不安な気持ちが入り交じっているかも知れませんが、大丈夫です。まわりには沢山のお友達や先生、そして先輩がいらっしゃるので困ったときには遠慮なく相談して下さいね。
 実は私も何年か前皆さんと同じ制服を着ていました。つまり清泉の卒業生です。私の中1時代、清泉がどんな様子だったかお話ししたいと思います。
 私の入学式は4月に当時横須賀の校舎で行われました。でも夏休みが終わると9月の2学期からは学校が移転して、この鎌倉市城廻の新校舎に通うことになりました。清泉女学院の長い歴史のなかでも記録に残る出来事に遭遇した時でした。9月になったら何もかもが変わってしまい、必死で学校に通っていたのを覚えています。何が必死かというと、この地に引っ越してきた当時は、現在通学に利用しているバスの道はありませんでした。バスが通っていたのはフラワーセンターがある方向の旧道で「植木」というバス停で降り、そこから重い荷物を抱えてこの山まで登ってきたのでした。特に苦労したのは雨が降ってきたときです。当時、学校までの道はもちろん舗装などされていなかったので、道はドロドロのとけたチョコレート状態、長靴無しでは歩行困難で、まさしく「泥だらけの青春」でした。でもしばらくすると慣れてきて、豊かな自然に囲まれた広い新校舎でのびのびと学校生活を謳歌することが出来ました。また毎日の山登りで皆体力もつけることができ、今となっては懐かしい思い出です。苦労を分かちあった仲間とは今でも会って楽しい時間を過ごしています。皆さんにもきっとそんなお友達がたくさん出来ますよ。         さて御存知の方もいらっしゃるかと思いますが清泉女学院のルーツはスペインのペドロアバトという小さな村です。この地で清泉の創立者聖ラファエラ・マリアはお生まれになりました。私はかねてから訪れてみたいと思っていたのですが、14年前その夢が叶いました。その村は絵本から抜け出したような、静かでかわいい村でした。ここから1万キロ以上離れた日本に種が蒔かれ、今の清泉女学院という大きな樹に成長してきたわけです。そして今私がここにいて皆さんと出会えたのは単なる偶然ではなく、きっと目に見えない大きな力に導かれたのですね。ですから、この出会いの場所で沢山のことを学び、皆さんが6年間で大きく成長されることを期待しています。
 先週の金曜日に始業式が行われました。新年度が始まるとき、私たちは学校目標をたてています。今年度の目標は「清泉が大切にする10の価値」を身につけて行動することです。「清泉が大切にする10の価値」というのは清泉の設立母体である聖心侍女修道会が世界各地の清泉姉妹校に向けて送られたメッセージです。清泉の6年間でこのメッセージの中身をしっかり身につけて卒業して下さい。4月は「愛」の実践です。どのように実践すればよいのか戸惑うかも知れません。マザーテレサは「愛の反対語は憎しみではなく無関心です」といっておられます。皆さんは周りに何か困っている人がいたら、勇気を持って声をかけてみましょう。また、朝「おはよう」と元気な声で挨拶することも愛の実践です。挨拶することで「あなたの存在をちゃんと認めているのよ」というメッセージが相手に伝わります。是非実行して下さい。
 さあ、皆さんの清泉女学院での学校生活がはじまります。クラブ活動、委員会、その他色々なことにチャレンジして下さい。楽しみですね。でも日々の勉強は大切です。毎日きちんと勉強する習慣を身につけ、自分が将来どんなことをしたいのかをしっかり見定めて、その道に進められるような6年間にしてほしいと思います。   皆さんにとって、これからの6年間が神様の豊かなお恵みの中で、多くの喜びを皆と分かち合う学校生活となりますようお祈りして、新入生への言葉とさせて頂きます。

 

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