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校長ブログ

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2019.02.07

~ 校長室の窓から ~「放送朝礼のお話 (音楽科 藤田先生)」

 おはようございます。2月になり立春が過ぎ、寒さの中にも日差しや風の香りに少しずつ春を感じる頃となりました。2月に私たちが心に留める『清泉が大切にする10の価値』は、「責任」です。教室に掲示されている今月のポスターは先月に引き続き、高3の小山咲也香さんが作ってくださいました。ありがとうございます。
 さて、みなさんは「責任」と聞くとどのような感じがするでしょうか。一般的に責任という言葉は、「立場上当然負わなければならない任務や義務」とか「自分のしたことの結果について責めを負うこと。特に、失敗や損失による責めを負うこと」という意味なので、自分の果たすべきことをせねばならないというような義務的なニュアンスで受け止めている場合も多いかもしれません。その重さが自分にとって程よい場合には、よりよく行動していくための原動力ややる気につながったりしますが、自分にとって重いと感じるときには苦しくなったり押しつぶされそうになったりすることもあるでしょう。みなさん一人一人が今引き受けている責任は、ご自分にとってどのような感じがするものでしょうか。やる気になる・ワクワクする・不安だ・こわい・などなど。少し思い巡らしてみてください。
 『清泉が大切にする10の価値』のポスターを眺めながら、自分の頭で考える「責任」ではなく、神の視点・神のまなざしで見た時の「責任」とはどういうことなのかなあと思い巡らしていたときに、聖ラファエラ・マリアの2つの言葉が目に入ってきました。1つは、ポスターには書かれていないのですが、次のような言葉です。
「たくさんしようと急いで仕上げないこと。すべてをよく行う人は、多くのことをするのである。」
この言葉を目にしたとき、心の中がなにかほっとして、緊張がほどけていくのを感じました。わたしたちの生活の中では、さまざまな事柄において、たくさんのことを速くこなすことを求められることが多いので、知らず知らずのうちに心が緊張しているのかもしれません。みなさんはどのように感じるでしょうか。
 もう1つは、ポスターに書かれている言葉です。
「神がわたしに問われるのは、与えられたタレントをもって神のみ旨をよく果たしたかどうか、その責任だけです。」
「与えられたタレントをもって」…この部分が心に響きます。先週私は高校1年生のスキー実習に同行しましたが、そこでの実習のようすが大変印象に残っています。4日間それぞれが自分の力に応じて、自分にできる限りの努力を重ねながら成長していく姿は、見ていてただただすごい!というしかありませんでした。一人一人が自分に与えられた責任を果たした、具体的な一場面と言えるのではないかと思いました。
 責任という言葉、英語ならばresponsibilityは、元をたどればラテン語のrespondereレスポンデレ(答える、返答する、応答する)に由来しています。神はわたしたち一人一人が日々よりよく成長することを望まれ、わたしたち一人一人の器に合った成長の機会を日々与えてくださっています。その呼びかけに気づき、答えていくことが自分に与えられた責任を果たしていくことにつながるのではないかなと思います。呼びかけに気づくヒントは、「自分が何を感じたか・感じているか」です。自分の心の動きを意識してみると、呼びかけられていることに気が付きやすくなります。今日1日、自分に呼びかけられていることは何か、自分はそれにどのように答えることができるかということを心にとめながら過ごしてみてください。
 最後にご案内です。本日16:50から今年度最後の月ミサが行われます。2月・3月生まれの方はもちろん、心を落ち着けたい方、来年度に向けて恵みを願いたい方、これまでいただいた恵みに感謝したい方、そして受験真っただ中の69期の人たちのために祈りたい方などなど、共に集まって祈りミサにあずかる時間を持てればと思います。どうぞどなたでもいらしてください。

 

 

【 清泉が大切にする10の価値 】

(世界の姉妹校と共有する教育理念)

1. 愛
2. 生命の尊重
3. 無償性
4. 一致・兄弟愛
5. 正義・連帯
6. 和解・平和
7. 喜び・希望
8. 真理
9. 自由
10. 責任

 

 

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